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世界の中心で、愛をさけぶ DVD-BOX世界の中心で、愛をさけぶ DVD-BOX
出演:夏帆
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 2005-01-01




???小説は大ベストセラー、映画も大ヒットを記録した同名作品のTVドラマ版。一組の高校生カップルによって育まれた一途な純愛模様と、恋人の死をプレイ、リバースと悔恨することだけに費やしたその後の17年間を経てもなお、閉ざされ続けたままの主人公の思いとが交錯する形でこのラブストーリーは物語られていく。冒頭、荒涼とした赤土の絶壁に制服姿のサク(山田孝之)がたたずむ場面から圧巻。2004年、大学の病理研究室で働く朔太郎(緒形直人)は、高校時代の恩師である谷田部(松下由樹)から母校が取り壊されるとの手紙をもらう。思い起こされるサクと亜紀(綾瀬はるか)が眩しいほどに惹かれあった1987年の日々。
???泣けるドラマが必ずしも優秀とは限らないが、この秀逸な泣けるドラマにおける演出の手厚さはやはり尋常ではないし、せつない思いを噛み締めるかのように歩みを進める脚本も実に丁重だ。サクと亜紀の両親やその友達、そして担任教師といったその周辺の人々にもスポットを当てることで、サクと亜紀の心情を微に入り細をうがってすくい上げており、よりじっくりとした味わいを加えているあたりはテレビドラマならではのよさである。(麻生結一)

原作や映画版より感動しました 2006-09-19
原作も読み、映画も観ましたが、ドラマが一番良かったです。

なぜ良かったかと言うと、朔と亜紀を取り巻き、見守っている人たちが丁寧に丁寧に描かれていたからだと思います。小説と映画では、2人以外の登場人物が少なく、どこか不自然な感じがしていたので…



ただ、山田くんが成長して緒方さんになるのは非常に不自然で、別の物語のような気がしましたが…どうショックを受けても、何十年たっても、あれだけ濃い顔がそこまで薄くはならないだろうと思ったのは私だけでしょうか。



映画で大沢さんと森山さんがあまりにも似ていたので余計にそう見えたのかもしれませんが、そこだけは残念です。



背景も音楽も美しく、日本のドラマも捨てたもんじゃないと思いました。


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